HOME > コンテナでできること「救う」
被災地など、緊急な対応が求められる現場では、住居や食料、医療環境、情報基地の確保が急務です。そのような現場でコンテナは、多様な用途での活躍をできるメリットを兼ね備えています。「移送しやすい」というメリットでは、緊急時のスピーディな対応ができ、「頑丈」というメリットは2次災害から被災者を守ります。また、食料確保の面では、冷凍コンテナを使えば「保冷」に優れたメリットが生かされます。
強固な躯体によって、積み重ねが可能なコンテナハウスは、仮設住宅として大きな可能性を秘めています。地下シェルター・ソーラーシステム付きコンテナ・災害管理センターなど災害時に役立つものを生活の一部に透けこませていくことで、検証していきたいと考えます。
地震や台風等の災害に備え、食料、水、救援備品等を保管する防災倉庫としてコンテナを利用することができます。耐久性・セキュリティ・費用との面からも防災倉庫としてコンテナを利用するメリットは大きく、自治体や学校をはじめ、企業や個人まで様々な場面で需要が高まっています。防災倉庫の中身は消化器・リアカー・長期保存食品・長期保存用飲料水・ビニールシート・ホース・防災用テント・はしご等、様々な緊急物資の保管が可能です。
災害が起きた際、被災者が休める憩いの場、子供達がカラダを使って遊べる遊び場、トイレ、シャワー設備を完備し、災害が起きた際に集まれる場、そして普段は集会所として利用できる「オープンハウス」的な利用も可能です。
コンテナ防災広場に集まれば、必要最低限の物資があり、住民同士で安否確認できるような場をつくっていきます。
複雑・多様化する災害に迅速かつ的確に対応するためのコンテナ車としても活躍します。
コンテナ規格を採用することで、陸・海・空を問わず、様々な現場へ
迅速かつ安全に運搬し、助けを求めている人々の傍に参ります。
災害時のシステム復旧対策やディザスタリカバリ対策などに、コンテナ型データセンタを活用した提案を進めます。多くの金融系企業、公共系の団体などから既に多くの期待が寄せられています。
2011年3月11日、未曽有の大地震が東日本を襲い、多くの命が失われました。5月、仲間と共に、ようやく被災地の釜石に入り、瓦礫の撤去作業をしました。名古屋に戻った私は、復興プロジェクトを立ち上げ、被災地の仙台で、かろうじて工場が1つ残った企業に、購買支援として復興リストバンドの製作をお願いしました。多くの出資者の協力のもと、出来上がったのが、「One for all 頑張ろう東日本」。 主旨を理解していただける方々に、数多くご購入いただき、全国にこの草の根運動を広げました。そして、集まった売上すべてを、名古屋飯と義援金に変え、復興リストバンドを購入いただいた方々の思いも一緒に、再び釜石市に応援物資を届けて参りました。 その後、被災地の方から、「車庫が津波で流されたから、コンテナを車庫代わりにしたい」という一本の電話が入りました。コンテナは物を運ぶ鉄の箱だ、と思い込んでいた私は衝撃を受けました。それから、国内外問わず、コンテナの活用例を探したところ、様々なカタチに変えて、コンテナが人々の命や生活を支えている、ということに気が付きました。
コンテナで、世界中の救える命を救いたい。
これがカラフルコンテナのミッションです。